朝日が登るアンコールワット、夕陽に染まるアンコールワット、みんな大好きアンコールワット。。いきなりアンコールワットを連呼していましたがそれだけアンコールワットがある国として日本人に認識されているカンボジア。実際に現地を訪れてその雄大さと豪快さに感動して方も多いのではないでしょうか?そんなカンボジアですが現在の新型コロナウイルスの状況、また入国状況はどのようになっているのでしょうか?アンコールワットだけではない!そんな魅力が多く詰まった国、カンボジアの現状について徹底解説していきます。
カンボジアにおける新型コロナウイルスの状況
カンボジアの現在の累計感染者数は250人程度で死亡者数は現在も0人と世界的に見ても数少ない新型コロナウイルスを押さえ込んでいる国一つと言えます。また、感染者の多数は海外からの入国等が多数を占めており、検疫等での水際の対策がうまくいっていると言って良いでしょう!
カンボジアの新型コロナウイルスの状況を解説していきたいと思います。
カンボジアのコロナウイルス感染状況の推移
先ほども見てきたようにカンボジアのこれまでの累計の新型コロナウイルス感染者数は250人程度に落ち着いており、死亡者はこれまで一人として出していません。そんな「成功国」の一つであるカンボジアですが、感染者が増加し始めたのは3月の末ごろからでした。そこから1ヶ月ほどで100人以上の感染者が出ましたがそれから数ヶ月たった今でも累計の感染者はその2倍程度に抑えられています。
- 感染の抑え込みに今のところ成功しており、死亡者も出していなし。
- 7感染者は海外からの入国者が多くを占め、水際対策がうまくいっていると言える
新型コロナウイルスの抑え込みに現時点で成功していると言えるカンボジアですが現在の国内の状況や対応はどのようになっているのか見ていきましょう。
現在の新型コロナウイルスに対してのカンボジアの対応は?
このように新型コロナウイルスの感染状況が比較的落ち着いていると言えるカンボジアですが国内の実際の状況や対応はどうなっているのでしょうか?
現在のカンボジアのコロナウイルスへの対応策
現在、カンボジアの国内では特に外出の制限に関する規制や地域をまたがる移動の制限等は出されていません。また、公共施設や商業施設、ホテルやレストランに関しても法令等による新型コロナウイルスに対する縛りは現時点では出ておらず、それぞれの施設が独自に消毒を推奨したり入館時の体温検査を行なったり、ソーシャルディスタンスを取るように呼びかけたりと言った対応を実施してる状況です。また、コロナの影響で延期になっていたクメールの正月が行われる事になっていますがその間の感染防止対策に関しても国ではなく各州が取り決めることとなっており、比較的軽めの措置を取るようです。
- 外出自粛や移動の制限等はされていない
- 公共施設や商業施設、ホテルやレストランに関しても法令等の縛りがない
- それぞれの施設が独自に感染予防を実施している
代替休暇に向けてコロナ対策強化 https://t.co/Ll7gNNDf1r
— 🇰🇭カンボジア情報デスクCAMBO INFO🇰🇭 (@CamboinfoJp) July 31, 2020
カンボジアに現在入国することは可能??
これまで見てきたカンボジアの現状ですが、今現在入国することは可能なのでしょうか?次で見ていきましょう!!
カンボジアへの入国状況
現在、カンボジアへの入国自体は禁止されているわけではありません。だったら旅行も可能?と思われるかもしれませんが現在多くの国がそうであるように「実質旅行は不可能」と表現するのが正しいかと思います。カンボジア入国時には大きく4つの条件が現在課されており、一つ目が入国後14日間の隔離、2つ目がPCR検査を受けること、3つ目がカンボジア入国時に5万USドル以上の保証をカバーする保険証書の提示が必要、そして4つ目はカンボジア到着時に発行できるアライバルビザの発給を停止しており、出発前に事前に日本国内の大使館や領事館にてビザを取得する必要があります。
- カンボジアへの旅行は現時点で実質不可能
- 入国後14日間の隔離が必要
- PCR検査が義務付けられている
- 入国時に5万USドル以上の保証をカバーできる保険証書の提示が必要
- アライバルビザの発給を停止しており、事前に日本国内で取得しなければならない
現状ではカンボジアに入国することは状況のステップを踏む必要があります。では、日本からカンボジアへいつ頃行けるようになるのでしょうか??
日本からカンボジアへの入国について
それではいつ頃カンボジアに行けるようになるのでしょうか??その答えは現時点でははっきりと申し上げることは残念ながらできません。しかし先日、日本政府はカンボジアを含む12の国や地域に対して段階的な入国の緩和を検討する旨の発表を行いました。この緩和交渉がうまくいけば段階的ではありますが入国の時期が見えてくるかもしれませんね!!
参考 入国制限緩和 中国・韓国・台湾などと協議始める方針 政府カンボジアの最新情報まとめ
ここまでカンボジアの旅行やコロナウイルスに関する最新情報を見てきましたが皆さんはこの状況をどのように捉えるでしょうか。現在、カンボジア国内の感染状況が落ち着いており、カンボジア国内での旅行が行われている状況を見ると段階的な外国からの入国に関しても今後展望が発表される日もそう遠くはないかもしれません。しかしその段階に必要なのは相互に安全・安心を担保できる状況にならなければいけません。自分自身も改めて新しい生活のスタイルを見つめ直し、思いっきり旅行を楽しめる日々が訪れることを願うばかりです。